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zuiのビッグバン雑記帳

人は好奇心旺盛な生き物。あらゆることに目を向け一歩前に出た人間になりましょう。お役立ちニュース情報や気になったことについて雑記をのんびり書いているブログです。

米IR最大手ラスベガス・サンズ 日本参入断念 新型コロナ影響

 カジノを含む統合型リゾート(IR)運営の米最大手、ラスベガス・サンズが、日本での事業参入を断念したことが13日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で、業績が悪化したことが響いた。横浜市でのIR開発参入を目指していたサンズだが、最大手の参入断念は、ほかのIR事業者の判断にも影響を与えそうだ。

12日付で発表した。サンズは当初、大阪でのIR参入も目指していたが、昨年の横浜のIR誘致表明を受け、大阪参入を断念した。米国、マカオシンガポールでIRを展開し、日本では1兆円規模の投資を計画していた。

 ただ、新型コロナで客足が減ったことなどを受け、米国とシンガポールのIRを閉鎖。2020年1~3月期決算は売上高が前年同期比51%減の17億8000万ドル(約1905億円)に落ち込み、最終損益は5100万ドルの赤字に転落した。

 また、日本での参入が認められても、付与される事業免許の有効期限が短く、収益性に問題がある点なども断念の理由であると、米ブルームバーグが指摘している。サンズのシェルドン・アデルソン会長は声明で「日本におけるIR開発の枠組みでは私たちの目標達成は困難」とし、「私たちは今後、日本以外での成長機会に注力する」と表明した。

 IRをめぐっては、新型コロナの各国の運営事業者への影響が深刻化しており、主要市場であるマカオシンガポール、米国で、相次ぎ施設が閉鎖に追い込まれている。

日本のIR事業は遅れることになりそうやな