普段の生活でふと疑問になったこと-その1-
日常生活で何気なく使っているドア。
大抵は家の中のドアは手動であることが多いハズ。
(なかにはすべて自動の家もあるかもしれないが…)
いつも使うドアの中で玄関のドアの上になにか箱らしきものがついているのは
誰もが一度は見ていることだろう。
あいつの名前は「ドアクローザー」というらしい。
なんともドアクローザーは、ドアを途中で離したり勢いよく閉めたりしても、自動でゆっくり閉まるように調整する働きを持っている。この働きによって、ドアで指を挟むなどの事故のリスクを大幅に減らしている。
車の扉は風で煽られると手をはさみそうになったことが何回かあってヒヤッとしたことがあるからこの装置は安全に使うには必需品なのだ。
またドアを静かに閉める用途にも使われる。
前住んでた家は築年数が結構経っていてドアも古く、隣人のドアを閉める音が
バアアアアン!!
と共有スペースの廊下に響き渡るたびに部屋にいる私はビクッ!とビックリすることがしばしばあった。
ドアクローザーが機能していなかったようだ。
ひっそりと玄関の上から安全を見守ってくれているドアクローザーだが実際の内部働きについて物理エンジンでわかりやすくまとめている動画を見つけた。
↓
【物理エンジン】ドアの上に付いてるあれの仕組みを紹介する【ドアクローザー】
あの中にオイルが入っているとは知らなかった。
壊れたらオイルの雨が降るということなのか。
ちなみに同じドア類として自動ドアについて仕組みが気になった。
どうやらドアの上部のセンサーがついている部分の中は下の絵のような構造になっているらしい。
ベルトで開閉しているのは知らなかった(モーターで自走しているイメージだった)
(画像元:(株)神奈川ナブコ)
そういえばヘロンという人が蒸気機関を用いて利用する最古の自動ドアを考えついていたと聞いたことがあったな。
(画像元:アレクサンドリア探訪)
炎で空気を膨張させ、地下のタンクの中の圧力を上下げし、中にはいっている水を水受けの容器に流したり吸い上げたりしてその重さの変化でロープを操りドアの開閉をするといった構造である。
この構造をコンパクトにしたのが現代の自動ドアということか。