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zuiのビッグバン雑記帳

人は好奇心旺盛な生き物。あらゆることに目を向け一歩前に出た人間になりましょう。お役立ちニュース情報や気になったことについて雑記をのんびり書いているブログです。

公務員試験対策(技術職(土木))学科編

 私は民間に勤めた後、公務員となり、何度か公務員間で転職をして今は地方公務員として働いています。

 

 公務員試験を目指している方は勉強方法に悩むことが幾度と出てくるかと思います。

 特に理系の人の場合公務員試験対策方法を調べてもあまり情報が出てこないと思います。

 実際私が試験勉強する際にネットで公務員試験対策で検索すると主に事務職メインの対策方法が出てきましたが、技術職の対策方法はほとんど出ない状況でした。

 

 公務員試験を初めて勉強したのはもう数年前のことですが、理系で公務員試験に挑もうとしている方向けに、なにかためになる記事を書ければと思い執筆しました。

 

 技術職といっても分野は土木、建築、電気、機械など多岐にわたります。

 私の専攻は土木ですので土木をメインに書きたいと思います。(その他分野も勉強法が基本的に同じかと)

 

1.通信講座の利用

 私は独学で全科目を網羅するには時間がかかりすぎると思い、公務員試験対策コースを開設している資格取得予備校のDVD視聴コースを受講しました。

 ちなみに私の場合はLEC東京リーガルマインド(以下、LEC)の理系公務員コースを受講しました。

(当時はあまり理系向けのコースがなくLECにしました。今は色んな予備校さんでコースを開設しているようですね)

 当時で値段は30万円程度と決して安くはなかったのですが、独学で1から問題を解き解説は参考書の解説を読むだけよりはわかりやすく解説してくれたDVDや専用のテキストがあったので勉強時間の時間短縮になったので本気で公務員になりたいのなら受講するべきです。

 

 

 

2.教養択一試験(過去問をまわして慣れる)

教養択一試験には「一般知能」と「一般知識」があり、それぞれの科目は以下のようになります。

 ○一般知能
 文章理解・・現代文、古文、漢文、英文
 数的処理・・数的推理、判断推理、資料解釈

○一般知識
 人文科学・・日本史・世界史・地理・思想・文学・芸術
 自然科学・・数学・物理・化学・生物・地学
 社会科学・・政治・法律・社会・経済

 まず、一般知能は大きく「文章理解」と「数的処理」に分かれます。

 文章理解は現代文や英文などの長文を読解し、「要旨把握」「内容把握」「空欄補充」「文章整序」の4つの形式で出題されます。理系のみなさんにとって苦手意識が強い分野かもしれません。(私は国語が苦手だったので苦手な分野でした。)

 

 数的処理については、数的推理、判断推理、資料解釈に分類され、数的推理は小中学校でやった算数、判断推理はパズルや図形的な問題、資料解釈は与えられた統計グラフなどの資料を読み取り正しいものを選ぶ、というものです。数的処理はどの試験でも必ず出題される上に出題数が多いため非常に重要な科目です。

 苦手とする人が多くやっかいな科目でもあるため、早めにしっかりと対策していくことが必要となります。私は数的処理は好きな方でした。とくにパズルや図形的な問題が得意でした。

数的判断→過去問をこなして考え方を身につける事が大事。慣れも必要です。

判断推理→頭の中で図形をイメージすることが大事、イメージできない場合は手で絵を書くことが重要

資料解釈→資料を正確に読み取り、問題の意図を正確に理解し解答する。

     解答時間の短縮方法は講座の中で解説してくれます。

 一般知識は基本的には高校でやる科目です。高校の学習内容の復習が必要になります。一般知識は暗記が中心となってくるため、勉強を始めるタイミングも一般知能よりも遅めで大丈夫です。もちろん全科目やる必要はありません。それでも科目が膨大なため、他の重要科目をいかに早めに終わらせることができるかがポイントとなります。

 

人文科学:私は日本史と地理をメインに学習しました。その他の科目はほとんど捨ててましたがテキストは何度か目を通していました。見たものが問題に出ればラッキーと思える程度でした。
自然科学:理系の方なら勉強しやすい分野だと思います。テキストを見てキヲクを思い出しながら過去問を解くのが近道です。自然科学分野の基本は重要で、専門試験に直結します。(工学の基礎→専門試験に直結)
社会科学:理系の方なら知らないことだらけの分野かもしれません。実際私は初耳のことばかりでしたが、勉強をすすめる中で社会科学の知識が増えていき知らないことを知る喜びを感じた分野でした。

どの分野もそうですが覚えるまでひたすらテキストを何周も読み過去問を解きまくる事が大事だと思います。

 

専門択一試験(過去問をまわして慣れる)
大学で専門的に学ぶ分野なので取り組みやすいと思います。

それぞれの科目は以下のようになります。

専門科目(土木)

工学の基礎:物理と数学の問題が出されます。基礎的な問題が出ます。

      物理や数学の公式の復習が必要です。

構造力学:3力のうちの1つで重要な分野。基本的な問題が出る。過去問で対策を。

土質力学:3力のうちの1つで重要な分野。基本的な問題が出る。過去問で対策を。

水理学:3力のうちの1つで重要な分野。基本的な問題が出る。過去問で対策を。

計画系:暗記がメイン。試験の2ヶ月前から暗記し始めると良い。

 

専門記述試験

こちらは専門の基礎を理解した後対策するべきです。